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オリーブオイルができるまで。

多くのお客様に「東洋オリーブはどうやってオリーブオイルを作っているの?」というご質問を頂戴します。採油工場をご案内いたします。オリーブオイルはこんな風につくっています。

T.果実の投入・水洗

採れたての果実を洗浄機にいれます。
ここで大事なのは果実の鮮度。
オリーブ果実は、木から採った時点から劣化がはじまります。
収穫した果実はその日にうちにオイルに加工。
これが、上質なオリーブオイルをつくる、単純でいて最も難しいコツ。
そのため、作業が深夜にまでおよぶことも度々です。

(装置呼称:ウエットウオッシャー)

果実の投入・水洗

少々の葉っぱも入っているけど気にしない。それよりも早く投入しなくっちゃ!

U.果実の洗浄・分別

果実は洗浄されながら選別機に。
収穫時にある程度の選別は行ないますが、残っている小石や枝、葉などは、ここで全て除去されます。

(装置呼称:ドライセパレーター)

果実の洗浄・分別

青や黄、赤、紫に色づいた実がポンポンと飛び跳ねて、とても奇麗な実になります。

V.ペースト状に練りこむ

洗浄・分別された果実は、クラッシャーでペースト状に加工後、一定の温度と速度で練ります。

練る理由は大きく二つ。
@ペースト内に点在する油の粒と粒を結合させ、粒を大きくする(分離しやすくする)。
Aオイルに果実の香りやポリフェノールといった有効成分を移す。

ただし、練るのに時間をかけすぎると、その間、空気と接触しているので劣化が進んでしまいます。

ちょうど良い練り加減。
この練る工程が、オリーブオイルの品質を決定する一番重要な工程なのです。
良くも悪くも練り方次第。

(装置呼称:クラッシャー&マラキシング)

ペースト状に練りこむ

室温・装置内温度・練りスピード・時間。全てがうまくいったとき、オリーブのなんともいえない香りが漂い始め、工場内に充満します。

W.固・液の分離(一機目の遠心分離)

練り加減がちょうど良くなったところで、ペーストからオイルをとり出します。
まず、最初の遠心分離により、固形分(種や果肉)と液体分(オイルや果汁)に分離します。

※弊社では、このときできる果汁や固形分も新たな製品原料として活用しています。捨てる部分はありません。

装置に”αALFA-LAVAL”とロゴがはいっているのが分かりますでしょうか?
この装置、オリーブの本場イタリアから取り寄せたものなんです。残念ながら、日本製のものはありませんでした(当然かな?)。
現状、日本には同等性能のあるALFA-LAVAL社製のオリーブ採油機はこの一台のようです。従い、部品などはすべてイタリアから直輸入。メンテナンスが大変です・・・

(装置呼称:デカンター)

固・液の分離

横型の遠心分離機と思って頂ければ良いのです。下のコンテナで受けているのが固形分。右下に見える装置が液体分を受けているところです。

固・液の分離

液体分(オイルと果汁)がでてくるところ。

X.油・水の分離(二機目の遠心分離)

最初の遠心分離機で分離した液体分のみをもう一度高速の遠心分離機(縦型)にかけ、オリーブオイルと果汁液に分離します。

出てきました!
黄金色でフルーティーな香りのオリーブオイルですよ!

実際には、この後、ろ過や静置養生を行なうことで、風味を落ち着かせてから製品化します。

−出てきたばかりのオイルはここが違う!−
出てきたばかりのオリーブオイルをカリカリに焼いたトーストにつけて食べてみます。
するとどうでしょう?
採れたての若草のような、それでいて青リンゴを思わせるフルーティーな香りが、ス〜ッと鼻に抜けるのと同時 に、のどにはオリーブ特有のビリッとくる刺激的な辛味を感じ取ることができます。

それも農産物であるため、毎年味が異なります。
オリーブの魅力のひとつでしょうか。

(装置呼称:セパレーション)

油・水の分離

縦型の遠心分離機です。

油・水の分離

出てきました今年度産のオリーブオイル!
今年はどんな味かな。

以下、装置概略です。

@果実投入 A洗浄・選別機 Bペーストの練りこみ C一段目遠心分離機(個液分離)
D二段目遠心分離機(油水分離)

装置概略

以上、東洋オリーブのオリーブオイルができるまでの工場ご案内でした。

説明文中でご不明な部分、またご質問などがございましたら、採油責任者である私、土居までメールをいただければ幸いです。

お問合わせ先メールアドレス doi@toyo-olive.com

オリーブ採油職人 土居

オリーブ採油職人 土居

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